みんなのコラム
毎月の固定費、平均いくら? 年間10万円浮かせる見直し術5選
家計管理

毎月の固定費、平均いくら? 年間10万円浮かせる見直し術5選

2026.03.30
目次

「節約しなきゃ」と思いつつ、食費や日用品をちまちま削っていませんか? 実は家計改善のインパクトがもっとも大きいのは固定費の見直しです。総務省の家計調査によると、二人以上世帯の通信費は月平均約13,000円。格安SIMへの乗り換えだけで年間6万円以上浮く計算です[^1]。

この記事では、一度やれば毎月ずっと効果が続く固定費の見直し術を5つ紹介します。


この記事でわかること
  • 固定費の主な内訳と、どこにムダが隠れやすいか
  • 見直し効果が大きい5つの項目と具体的な手順
  • 「面倒」を乗り越えるための最初の一歩
  • 年間でいくら浮くかのシミュレーション

そもそも「固定費」とは?なぜ固定費から見直すべきなのか

固定費とは、毎月ほぼ同じ金額が出ていく支出のこと。代表的なものは家賃、スマホ代、保険料、サブスクリプション、水道光熱費の基本料金などです。

固定費の見直しが家計改善の王道と言われる理由はシンプルで、一度変えればその後は何もしなくても毎月の支出が減り続けるから。食費や交際費のような変動費は毎回意識する必要がありますが、固定費は「やるのは1回だけ」で済みます。


見直し効果が大きい固定費ランキングBEST 5

1. スマホ代 ── 月5,000円以上の削減も現実的

大手キャリアのプランを使い続けている場合、月額7,000〜10,000円はざら。格安SIM(MVNO)やオンライン専用プラン(ahamo、povo、LINEMOなど)に切り替えるだけで、月額1,000〜3,000円に収まるケースが多いです。

乗り換えに必要な作業は「MNP予約番号の取得→新しいSIMの申し込み→開通手続き」の3ステップ。所要時間は30分〜1時間程度。年間で5〜8万円の節約が期待できます[^2]。

2. サブスクリプション ── 「使っていないのに払っている」を一掃

動画配信、音楽、クラウドストレージ、ニュースアプリ……気づくとサブスクが5〜6個に膨れ上がっている人も少なくありません。月500円のサービスでも年間6,000円。3つ解約すれば年間18,000円が浮きます。

まずは自分が今何に登録しているか棚卸しすることが第一歩です。スマホの設定画面から「サブスクリプション」を確認するか、クレジットカードの明細を直近3か月分チェックしてみましょう。

3. 保険料 ── 「なんとなく入ったまま」が一番もったいない

社会人になったタイミングで勧められるまま加入した医療保険や生命保険、そのまま見直していませんか? 独身で扶養家族がいなければ、高額な死亡保障は不要な場合がほとんどです。

見直しのポイントは「公的保障(高額療養費制度など)でカバーできる範囲を把握し、足りない部分だけ民間保険で補う」こと。月3,000〜5,000円の保険料削減につながるケースも珍しくありません[^3]。

4. 電気・ガスのプラン ── 比較サイトで10分チェック

2016年の電力自由化以降、電力会社やプランを自由に選べるようになっています。ガスとのセット割引や、使用量に応じた最適プランに切り替えるだけで月1,000〜2,000円の節約になることも。

「エネチェンジ」などの比較サイトで郵便番号と現在の使用量を入力すれば、数分で最適プランがわかります。切り替え手続きもほぼオンラインで完結し、工事も不要です。

5. 家賃 ── 更新のタイミングで交渉する価値あり

固定費のなかで金額がもっとも大きいのが家賃。更新時に家賃交渉をしたことはありますか? 近隣の相場が下がっている場合、5,000円の減額に成功すれば年間60,000円の効果になります。

交渉のコツは、周辺の同条件物件の家賃相場を調べて根拠を示すこと。感情ではなくデータで話すと、大家さんや管理会社も前向きに検討してくれやすくなります。


年間でどのくらい浮く?シミュレーション

すべてを実行できた場合の節約効果を見てみましょう。

見直し項目月の削減額(目安)年間削減額
スマホ代5,000円60,000円
サブスク整理1,500円18,000円
保険料3,000円36,000円
電気・ガス1,500円18,000円
家賃交渉5,000円60,000円
合計16,000円192,000円

もちろん全部が当てはまるわけではありませんが、2〜3項目を見直すだけでも年間10万円前後は十分に射程圏内です。


「面倒で手がつかない」人へ。まず今日やることは1つだけ

固定費の見直しは「やればトクなのはわかってるけど、面倒で後回しにしている」人が大半です。そこで提案は、今日のうちにスマホの設定画面でサブスクリプション一覧を見る、これだけ。

使っていないサービスを1つでも見つけたら、その場で解約。それだけで月500〜1,000円は浮きます。この小さな成功体験が、次の見直しへのモチベーションになります。

自分もサブスクを棚卸ししたとき、使っていない動画サービスと雑誌読み放題を見つけて、その場で解約しました。月1,500円ですが、年間18,000円。「なんで早くやらなかったんだ」と思いました。

固定費の見直しは「やった人」と「やらない人」で年間10万円以上の差がつきます。自分の家計が世間の中央値と比べてどうか、まずは診断で確認してみてください。

まとめ|よくある質問

Q. 固定費の見直し、何から始めるのが一番効果的?

スマホ代の見直しがもっとも手軽で効果大。格安SIMへの乗り換えで年間5〜8万円の節約が見込めます。

Q. サブスクの平均支出はどのくらい?

→ 月額のサブスクに平均5,000〜8,000円を払っている人が多いとされています。使っていないサービスの解約だけで月1,500円前後の効果が期待できます。

Q. 固定費を全部見直すと年間いくら浮く?

→ スマホ・サブスク・保険・光熱費・家賃の5項目をすべて見直した場合、年間で最大約19万円の節約シミュレーションになります。

Q. 家賃交渉って本当にできるの?

→ 更新のタイミングで周辺相場のデータを示して交渉すれば、月5,000円程度の減額が認められるケースは珍しくありません。


[^1]: 総務省「家計調査(2024年)」二人以上世帯の通信費データより [^2]: 総務省「電気通信サービスに係る内外価格差調査(2023年)」より。大手キャリアとMVNOの月額差を元に試算 [^3]: 生命保険文化センター「生活保障に関する調査(2022年)」の保険加入実態より
DIAGNOSIS
あなたの暮らし、中央値と比べてみよう

9つの質問であなたの家計の立ち位置がわかります

診断してみる
毎月の固定費、平均いくら? 年間10万円浮かせる見直し術5選|みんなのコラム | みんなの中央値