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【2025年最新】20代の貯金の中央値は37万円|平均255万円に焦らなくていい理由(単身・二人以上)
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【2025年最新】20代の貯金の中央値は37万円|平均255万円に焦らなくていい理由(単身・二人以上)

2026.07.22
目次

「同期って、実際いくら貯金してるんだろう?」

一度は気になったこと、ありませんか。でも面と向かって「貯金いくらあるの?」なんて聞けないし、SNSを開けば旅行や投資の成功話ばかり。なんだか自分だけ出遅れている気がして、地味に落ち込む。めちゃくちゃわかります。

そんなあなたに先に結論をお伝えします。20代の貯金額は、単身世帯で中央値37万円、二人以上世帯で中央値125万円です[^1][^2]。もし「20代の平均は255万円」という数字を見て焦っていたなら、その必要はありません。なぜ「平均」を気にしなくていいのか、これから具体的に説明していきます。


この記事でわかること

  • 20代の貯金の平均値と中央値(単身・二人以上)
  • なぜ平均と中央値がこんなに違うのか
  • 「貯金ゼロ」は20代の何割いるのか
  • 中央値を基準にした、現実的な貯金の増やし方

20代の貯金、平均と中央値はこんなに違う

まず数字から見ていきましょう。金融経済教育推進機構(旧・金融広報中央委員会)の「家計の金融行動に関する世論調査2025年」によると、20代が持っている金融資産(預貯金に加えて、保険や投資も合わせた額)はこうなっています。

20代平均値中央値
単身世帯(一人暮らしなど)255万円37万円
二人以上世帯(夫婦・実家暮らしなど)525万円125万円

注目してほしいのは、平均値と中央値の差です。単身世帯だと、平均255万円に対して中央値は37万円。その差はおよそ7倍。「平均」と聞くと"ちょうど真ん中くらい"のイメージを持ちがちですが、実態からは大きくかけ離れているのが分かります。

なぜ「平均」は当てにならないのか

からくりはとてもシンプルで、平均値は一部の「たくさん貯めている人」に引っ張り上げられるからです。

具体例で考えてみましょう。友達5人で集まっているとします。4人の貯金がそれぞれ10万・20万・30万・40万円で、残りの1人が高収入や親の援助で1,000万円持っていたとします。この5人の平均を計算すると220万円。でも「220万円が普通だよ」と言われて、4人は納得できるでしょうか。「いやそんなに持ってないって…」となりますよね。

一方、5人を金額の少ない順に並べたとき、ちょうど真ん中に来る人の額=中央値は30万円。こっちの方が、よっぽど「みんなのリアル」に近い数字です。

これが、当サイトが平均ではなく中央値を大事にしている理由です。20代の貯金でもまったく同じことが起きていて、「中央値37万円」こそが等身大の数字。だから平均255万円を見て「自分はダメだ」と落ち込む必要は、まったくありません。

ちなみに、20代だけでなく全年代の平均・中央値をまとめて見比べると、この「平均マジック」がどの世代でも起きているのがよく分かります。年代別の一覧はこちらで解説しています。

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実は「貯金ゼロ」も珍しくない

もうひとつ、少し心が軽くなるデータを紹介します。同じ調査では、20代の単身世帯の33.2%=約3人に1人が「金融資産を保有していない(貯金ゼロ)」と回答しています[^3]。二人以上世帯でも21.6%が同じ回答です。

つまり、中央値が37万円という低めの数字の裏には、「そもそもまだ貯金を始められていない人」がかなりの割合で存在しているということ。もし今のあなたの貯金がゼロに近くても、それは決して落ちこぼれではなく、20代ではごくありふれた状態なんです。

ただし、ここで「みんなゼロなら安心」と止まってしまうと、30代・40代で周りと大きく差がつきます。中央値は年代が上がるごとに着実に増えていくので、20代のうちに「貯める仕組み」を作れたかどうかが、その後を左右します。

20代で中央値を超えるには?現実的な一歩

「中央値37万円を超えたい」と思ったとき、いきなり大きな金額を目指す必要はありません。ポイントは、残ったお金を貯めるのではなく、先に貯金を天引きしてしまう「先取り貯金」です。

たとえば手取り22万円なら、その1割の月2.2万円を、給料日に別口座へ自動で移す設定にする。これだけで年間約26万円貯まり、1年ちょっとで20代単身の中央値37万円に到達します。「余ったら貯める」だと、たいてい余らないので、順番を逆にするのがコツです。

さらに、その一部をつみたてNISAのような制度で運用に回すと、時間を味方につけてお金が育ちます。20代は"時間"という最強の武器を持っているので、少額でも早く始めるほど有利。毎月いくらから始めればいいかは、こちらの記事で年代別の目安を解説しています。

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まとめ:20代は「平均」より「中央値」で自分を見よう

最後に要点を整理します。

  • 20代の貯金は、単身で中央値37万円(平均255万円)、二人以上で中央値125万円(平均525万円)
  • 平均は一部の高資産者に引き上げられるため、実態は中央値の方が近い
  • 20代単身の約3人に1人(33.2%)は貯金ゼロで、焦る必要はない
  • ただし差がつくのは30代以降。先取り貯金+少額投資で「貯まる仕組み」を作るのが正解
平均に振り回されて落ち込むのは、いちばんもったいない使い方です。まずは中央値という等身大のモノサシで、自分の立ち位置を落ち着いて確認するところから始めましょう。

よくある質問

Q. 20代の貯金は平均と中央値、どちらを目安にすべき?

中央値をおすすめします。平均(単身255万円)は一部の高資産者に引き上げられており、実感からズレます。中央値37万円(単身)の方が、同世代の"真ん中"に近い現実的な目安です。

Q. 20代で貯金ゼロはやばい?

やばくありません。20代単身の33.2%、約3人に1人が貯金ゼロと回答しています。ただし30代以降で差が開くので、今から月数千円でも「先取り貯金」を始めておくと安心です。

Q. 実家暮らしと一人暮らしで貯金額は変わる?

変わります。二人以上世帯(実家含む)の中央値125万円に対し、家賃や生活費がかかる単身世帯は37万円と低めです。一人暮らしはそのぶん固定費の見直しが効いてきます。

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出典・データの前提について

本記事の金融資産保有額は、金融経済教育推進機構(J-FLEC/旧・金融広報中央委員会)「家計の金融行動に関する世論調査2025年」(2025年12月公表)によるものです。同調査の「金融資産」は預貯金・保険・有価証券などを合計した額で、いわゆる預貯金だけの「貯金」より広い概念です。本記事では読みやすさを優先し「貯金」と表記していますが、数値はこの金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含むベース)に基づいています。

[^1]: 金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査2025年(単身世帯調査)」。20歳代の金融資産保有額は平均255万円・中央値37万円(金融資産を保有していない世帯を含む)。

[^2]: 同「家計の金融行動に関する世論調査2025年(二人以上世帯調査)」。20歳代の金融資産保有額は平均525万円・中央値125万円。

[^3]: 同調査。金融資産非保有(金融資産を保有していない)世帯の割合は、20歳代の単身世帯で33.2%、二人以上世帯で21.6%。

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