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【保存版】お金の「中央値」まとめ|貯金・年収の平均に騙されないための早見表
資産形成

【保存版】お金の「中央値」まとめ|貯金・年収の平均に騙されないための早見表

2026.07.23
目次

「平均貯金額」「平均年収」――こうした数字を見て、そっと落ち込んだ経験はありませんか。実は、お金の話に出てくる「平均」の多くは、あなたが思う「真ん中」より、かなり高い位置にあります。本当の真ん中を知るには、中央値で見るのが正解です。

この記事は、当サイトが公的データをもとにまとめてきた「お金の中央値」の保存版まとめです。貯金・年収・給料の中央値を一覧で確認して、自分の等身大の立ち位置をつかんでください。


この記事でわかること

  • なぜ「平均」はアテにならないのか
  • 年代別・世帯別の貯金の中央値(早見表)
  • 世帯年収・給料の中央値(早見表)
  • 中央値を使って自分の家計を整える3ステップ

なぜ「平均」はアテにならないのか

お金のデータで平均が実態からズレるのは、一部のお金持ちが平均を大きく引き上げるからです。

具体例で考えましょう。5人の貯金が10万・20万・30万・40万円、そして1人が1,000万円だったとします。平均は220万円ですが、4人は「そんなに持ってない」と感じますよね。金額順に並べた真ん中=中央値は30万円。こちらのほうが「みんなのリアル」に近い。

お金の分布は、たいてい「低いほうに人が集まり、高いほうへ長く裾を引く」形をしています。この形だと、平均は上に引っ張られ、中央値より高く出ます。だから、自分の立ち位置を知るなら中央値を見るべきなんです。

貯金の中央値【早見表】

まずは年代別・世帯別の貯金(金融資産)の中央値です。2025年のJ-FLEC調査に基づきます[^1]。

年代単身世帯の中央値二人以上世帯の中央値
20代37万円125万円
30代100万円311万円
40代100万円500万円
50代120万円700万円
60代300万円1,400万円
全体130万円720万円

平均で見るとどの年代も数百万〜1,000万円超になりますが、中央値はご覧のとおり。「平均に届いていない」のは、むしろ多数派です。年代別の詳しい解説はこちらからどうぞ。

【2025年最新】20代の貯金の中央値は37万円|平均255万円に焦らなくていい理由(単身・二人以上)
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【2025年最新】30代の貯金の中央値は100万円|平均501万円との差と20代からの伸ばし方(単身・二人以上)
30代の貯金は単身で中央値100万円、二人以上で中央値311万円(2025年・J-FLEC調査)。平均501万円との差、20代からの伸び、30代でも3人に1人は貯金ゼロという実態、ライフイベント前の現実的な貯め方までを中央値ベースで解説します。
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【みんなの貯金額】年代別の平均値と中央値はいくら?あなたの立ち位置がわかる
2025年最新の調査データをもとに、20代〜60代の貯金額を平均値・中央値の両方で紹介。金融資産ゼロ世帯の割合や、今日から始められる貯金のファーストステップも解説します。
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ちなみに、単身世帯では全年代で約3割が「貯金ゼロ」です。焦らず、まずは自分の年代の中央値を目標にしましょう。

【2025年最新】貯金ゼロは何割?年代別の「金融資産なし」割合|単身は3人に1人という現実
「貯金ゼロは自分だけ?」——2025年J-FLEC調査によると、単身世帯は全年代で約3割が金融資産ゼロ、50代は35.2%で最多。二人以上世帯は1〜2割。年代別・世帯別の貯金ゼロ割合と、ゼロから抜け出す最初の一歩を解説します。
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年収・給料の中央値【早見表】

次に、年収・給料の中央値です。世帯の所得は国民生活基礎調査[^2]、個人の給料は賃金構造基本統計調査[^3]に基づきます。

区分中央値
全世帯の年収410万円
現役世帯(高齢者以外)573万円
子育て世帯712万円
高齢者世帯253万円
会社員の給料(所定内・月額)28.7万円

世帯年収は「全世帯410万円」だけを見ると現役世代は低く感じますが、高齢者世帯を除いた現役世帯なら573万円。自分に近いタイプの中央値で比べるのがコツです。詳しくはこちらで解説しています。

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【2025年】会社員の給料の中央値は月28.7万円|「平均給与33万円」に騙されない見方
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個人の給料は、男女でも差があります(男性31.7万円・女性25.1万円)。また、額面から税・社会保険料を引いた手取りは、額面のおよそ8割が目安です。

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額面から税・社会保険料を引いた「手取り」の中央値を、給料の中央値(月28.7万円)と世帯年収の中央値(410万円)から逆算。手取りは額面のおよそ8割。給料28.7万円なら手取り約22〜23万円、世帯年収410万円なら手取り約330万円が目安です。
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中央値を使う3ステップ

中央値は、知って終わりではなく「使ってこそ」です。次の3ステップで、自分の家計を整えましょう。

まずステップ1、自分に近い中央値を探す。年代・世帯構成・働き方から、いちばん近い中央値を「等身大の基準」にします。平均ではなく中央値と比べるだけで、不要な焦りが消えます。

次にステップ2、手取りを把握する。額面ではなく、実際に使えるお金(手取り=額面の約8割)で家計を考えます。

最後にステップ3、先取り貯金を仕組み化する。手取りの1〜2割を給料日に自動で別口座へ移せば、中央値でも着実に資産は増えます。浮いた固定費を上乗せすれば、さらに加速します。

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まとめ:お金は「平均」ではなく「中央値」で見る

要点を整理します。

  • 平均は一部のお金持ちに引き上げられ、真ん中より高く出る
  • 貯金も年収も、実態に近いのは中央値。平均に届かないのは多数派
  • 自分に近い世帯タイプ・年代の中央値を「等身大の基準」にする
  • 中央値を把握したら、手取りベースで先取り貯金を仕組み化する
平均と自分を比べて落ち込むのは、いちばんもったいない時間の使い方です。中央値という現実的なモノサシを持てば、お金の不安はぐっと軽くなります。このページをブックマークして、家計を見直したくなったときの起点にしてください。

今日のまとめ

Q. 平均と中央値、どっちを見ればいい?

中央値です。平均は一部の高所得・高資産の人に引き上げられており、多くの人にとって実態からズレます。貯金でも年収でも、真ん中に近いのは中央値です。

Q. 自分はどの中央値と比べればいい?

年代・世帯構成・働き方がいちばん近い中央値を選びましょう。たとえば30代単身なら貯金の中央値100万円、現役世帯なら年収の中央値573万円、というように「等身大の基準」を使うと正確です。

Q. 中央値を知ったあと、何をすればいい?

手取り(額面の約8割)を把握し、その1〜2割を先取り貯金で自動化するのが王道です。固定費の見直しやNISAを組み合わせると、中央値でも着実に資産を増やせます。


出典・データの前提について

本記事の数値は、金融経済教育推進機構(J-FLEC)「家計の金融行動に関する世論調査2025年」、厚生労働省「2024年(令和6年)国民生活基礎調査」、厚生労働省「令和6年(2024年)賃金構造基本統計調査」によるものです。貯金(金融資産)は「金融資産を保有していない世帯を含む」ベース、世帯年収は2023年の1年間の所得(中央値は詳細統計表による)、給料は所定内給与額(月額)の中位数です。手取り額は額面をもとにした概算です。

[^1]: 金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査2025年」(単身世帯調査・二人以上世帯調査)。年代別・世帯別の金融資産保有額の中央値。

[^2]: 厚生労働省「2024年(令和6年)国民生活基礎調査」。全世帯の所得中央値410万円、高齢者世帯以外573万円、児童のいる世帯712万円、高齢者世帯253万円(中央値は同調査の中央値の表による)。

[^3]: 厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」。一般労働者の所定内給与額(月額)の中位数は男女計287.2千円、男性316.7千円、女性251.3千円。

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