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【2025年最新】30代の貯金の中央値は100万円|平均501万円との差と20代からの伸ばし方(単身・二人以上)
資産形成

【2025年最新】30代の貯金の中央値は100万円|平均501万円との差と20代からの伸ばし方(単身・二人以上)

2026.07.23
目次

30代に入ると、まわりから結婚やマイホーム、子どもの話がちらほら聞こえてきて、「自分の貯金、これで大丈夫なんだろうか」と急に不安になる。そんな時期ですよね。

先に結論をお伝えします。30代の貯金額は、単身世帯で中央値100万円、二人以上世帯で中央値311万円です[^1][^2]。「30代の平均は501万円」という数字を見て「そんなに無い…」と落ち込んだ人こそ、この記事を読んでほしいです。平均に振り回されなくていい理由を、具体的に説明します。


この記事でわかること

  • 30代の貯金の平均値と中央値(単身・二人以上)
  • 20代からどれだけ増えているのか
  • 30代でも「貯金ゼロ」がどれくらいいるのか
  • ライフイベント前に間に合わせる、現実的な貯め方

30代の貯金、平均と中央値の差

まず数字を見てみましょう。金融経済教育推進機構(旧・金融広報中央委員会)「家計の金融行動に関する世論調査2025年」による、30代の金融資産(預貯金+保険+投資などの合計)はこうなっています。

30代平均値中央値
単身世帯501万円100万円
二人以上世帯(夫婦・子育て世帯など)1,096万円311万円

ここでも、平均と中央値は大きく離れています。単身だと平均501万円に対して中央値は100万円で、その差は5倍。20代のときと同じで、平均は一部の「たくさん貯めている人」に引き上げられているので、実態に近いのは中央値のほうです。

20代から、貯金はどれだけ増えた?

20代と並べてみると、30代での伸びがよく分かります。

中央値20代30代
単身世帯37万円100万円
二人以上世帯125万円311万円

単身で約2.7倍、二人以上で約2.5倍。30代は、貯金が本格的に動き出す10年なんです。収入が上がり、生活も少し落ち着くぶん、「貯められる人」と「貯められない人」の差が20代よりくっきり開いてきます。

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30代でも「貯金ゼロ」は3人に1人

「みんなもう数百万貯めてるんでしょ」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。同じ調査では、30代の単身世帯の32.3%が「金融資産を保有していない(貯金ゼロ)」と回答しています[^3]。二人以上世帯でも17.6%。つまり単身なら、いまだに約3人に1人は貯金ゼロなんです。

だから、もし今あなたの貯金が心もとなくても、それは決して"手遅れ"ではありません。ただし――30代は住宅の頭金や教育費など、まとまったお金が必要になるイベントが視野に入ってくる時期でもあります。「ゼロでも普通」で安心しきらず、ここから仕組みを作れるかどうかが分かれ目になります。

中央値を超える、現実的な貯め方

30代からでも十分間に合います。やることはシンプルで、「先取り貯金の自動化」+「固定費の見直し」+「少額の投資」の3点セットです。

具体例で考えてみましょう。手取り28万円の人が、まず給料日に月3万円を別口座へ自動で移す(先取り貯金)。これだけで年間36万円。さらにスマホを格安SIMに変えて月5,000円、使っていないサブスクを2つ解約して月2,000円――固定費だけで年間8.4万円が浮きます。固定費は一度見直せばずっと効くので、コスパは抜群です。

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そして浮いたお金の一部をつみたてNISAに回せば、30代からでも20〜30年の運用期間が取れます。毎月いくらから始めればいいかの目安は、こちらで解説しています。

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まとめ:30代は「差がつき始める」10年

要点を整理します。

  • 30代の貯金は、単身で中央値100万円(平均501万円)、二人以上で中央値311万円(平均1,096万円)
  • 中央値は20代から約2.5〜2.7倍に増え、貯金格差が開き始める
  • 30代単身でも32.3%、約3人に1人は貯金ゼロ。焦る必要はないが油断は禁物
  • 先取り貯金・固定費見直し・少額投資の3点セットで、中央値超えは十分狙える
平均501万円と自分を比べて落ち込むより、中央値100万円という等身大の基準で「あと少しどう積み上げるか」を考えるほうが、ずっと前向きになれます。

今日のまとめ

Q. 30代の貯金、平均と中央値どっちを見ればいい?

中央値です。平均(単身501万円)は一部の高資産者に引き上げられているため、実態からズレます。中央値100万円(単身)・311万円(二人以上)のほうが、同世代の"真ん中"に近い現実的な目安です。

Q. 30代で貯金100万円未満はやばい?

やばくありません。30代単身の中央値がちょうど100万円で、さらに32.3%は貯金ゼロです。100万円未満は珍しくないので、今から先取り貯金を始めれば十分挽回できます。

Q. 30代からNISAを始めても遅い?

遅くありません。30代なら運用期間が20〜30年取れるので、時間を味方につけられます。少額でも早く始めるほど有利です。


出典・データの前提について

本記事の金融資産保有額は、金融経済教育推進機構(J-FLEC/旧・金融広報中央委員会)「家計の金融行動に関する世論調査2025年」(2025年12月公表)によるものです。同調査の「金融資産」は預貯金・保険・有価証券などを合計した額で、いわゆる預貯金だけの「貯金」より広い概念です。本記事では読みやすさを優先して「貯金」と表記していますが、数値はこの金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含むベース)に基づいています。

[^1]: 金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査2025年(単身世帯調査)」。30歳代の金融資産保有額は平均501万円・中央値100万円(金融資産を保有していない世帯を含む)。

[^2]: 同「家計の金融行動に関する世論調査2025年(二人以上世帯調査)」。30歳代の金融資産保有額は平均1,096万円・中央値311万円。

[^3]: 同調査。金融資産非保有(金融資産を保有していない)世帯の割合は、30歳代の単身世帯で32.3%、二人以上世帯で17.6%。

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