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【2025年最新】40代の貯金の中央値は100万円|平均859万円との差が開く"二極化"の実態(単身・二人以上)
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【2025年最新】40代の貯金の中央値は100万円|平均859万円との差が開く"二極化"の実態(単身・二人以上)

2026.07.23
目次

40代になると、役職がついて収入は増える一方、子どもの教育費や住宅ローンで出ていくお金も大きくなる。「収入は上がったはずなのに、貯金は思ったほど増えてない…」そんなモヤモヤを抱えていませんか。

先に結論です。40代の貯金額は、単身世帯で中央値100万円、二人以上世帯で中央値500万円です[^1][^2]。「40代の平均は859万円」と聞くと差に驚くかもしれませんが、そこにはこの世代ならではの"ある事情"が隠れています。


この記事でわかること

  • 40代の貯金の平均値と中央値(単身・二人以上)
  • 単身40代で起きている「二極化」の正体
  • 40代でも「貯金ゼロ」がどれくらいいるのか
  • 老後を見据えた、40代からの巻き返し方

40代の貯金、平均と中央値の差

金融経済教育推進機構(旧・金融広報中央委員会)「家計の金融行動に関する世論調査2025年」による、40代の金融資産(預貯金+保険+投資などの合計)はこうです。

40代平均値中央値
単身世帯859万円100万円
二人以上世帯(子育て世帯など)1,486万円500万円

単身世帯を見てください。平均859万円に対し、中央値は100万円。その差は約8.6倍で、全年代のなかでも特にギャップが大きくなっています。これは20代・30代で見たのと同じ「平均は一部のお金持ちに引っ張られる」現象が、40代でさらに強まっている証拠です。

単身40代で起きている「二極化」

もっと分かりやすいのが、30代からの推移です。

単身世帯30代40代
平均値501万円859万円
中央値100万円100万円

平均は501万円→859万円と大きく増えているのに、中央値は100万円のまま横ばい。これが意味するのは、「貯めている人はどんどん貯め、貯められていない人はそのまま」という二極化です。上位の人が平均を押し上げる一方で、真ん中の人の貯金は増えていない。だからこそ、平均と自分を比べても意味がなく、中央値で見ることが大事になります。

30代の状況から振り返りたい人はこちらもどうぞ。

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一方で二人以上世帯の中央値は、30代の311万円から40代は500万円へと着実に伸びています。世帯で家計を管理すると、貯金が積み上がりやすい傾向が見てとれます。

40代でも「貯金ゼロ」は約3人に1人

意外に思うかもしれませんが、40代の単身世帯の32.1%が「金融資産を保有していない(貯金ゼロ)」と回答しています[^3]。二人以上世帯でも18.8%。40代でも、単身なら約3人に1人が貯金ゼロなのが現実です。

つまり「40代なのに貯金が少ない」のは、あなただけではありません。ただし、老後まではもう20年前後。ここからは"守り"と"加速"の両方が必要になります。

老後を見据えた、40代からの巻き返し方

40代からでも、やれることははっきりしています。固定費の見直しで守りを固め、NISAやiDeCoで老後資金を加速させるの2本立てです。

具体例で考えましょう。手取り35万円の世帯が、まず保険や通信費など固定費を見直して月1.5万円を捻出(年間18万円)。その資金をiDeCoに回すと、掛金が全額所得控除になるので、所得税・住民税も軽くなります。40代は所得税率が上がっている人も多いので、この節税メリットが効きます。iDeCoの掛金の目安はこちらで解説しています。

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固定費の削減は一度見直せばずっと効き続けるので、老後までの20年で見ると効果は絶大です。

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まとめ:40代は「中央値の伸び悩み」から抜け出す

要点を整理します。

  • 40代の貯金は、単身で中央値100万円(平均859万円)、二人以上で中央値500万円(平均1,486万円)
  • 単身は中央値が30代と同じ100万円で横ばい=二極化が進行中
  • 40代単身でも32.1%、約3人に1人は貯金ゼロ
  • 老後まで20年前後。固定費の見直し+iDeCo・NISAで「守り」と「加速」を両立するのが正解
平均859万円という数字に惑わされず、中央値100万円という現実からスタートすれば、やるべきことはむしろシンプルに見えてきます。

今日のまとめ

Q. 40代の貯金、平均859万円と中央値100万円のどっちが実態に近い?

中央値100万円(単身)です。40代単身は平均と中央値の差が約8.6倍と全年代でも特に大きく、平均は一部の高資産者に引き上げられています。中央値のほうが"真ん中"のリアルに近い数字です。

Q. 40代で貯金がほとんどないけど、もう手遅れ?

手遅れではありません。40代単身の32.1%が貯金ゼロで、中央値も100万円です。老後まで20年前後あるので、固定費見直しとiDeCo・NISAで今から加速すれば十分間に合います。

Q. なぜ40代は平均と中央値の差が大きいの?

「貯めている人」と「貯められていない人」の二極化が進むためです。上位層が平均を押し上げる一方、真ん中の層の貯金は増えにくく、その結果ギャップが広がります。


出典・データの前提について

本記事の金融資産保有額は、金融経済教育推進機構(J-FLEC/旧・金融広報中央委員会)「家計の金融行動に関する世論調査2025年」(2025年12月公表)によるものです。同調査の「金融資産」は預貯金・保険・有価証券などを合計した額で、いわゆる預貯金だけの「貯金」より広い概念です。本記事では読みやすさを優先して「貯金」と表記していますが、数値はこの金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含むベース)に基づいています。

[^1]: 金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査2025年(単身世帯調査)」。40歳代の金融資産保有額は平均859万円・中央値100万円(金融資産を保有していない世帯を含む)。

[^2]: 同「家計の金融行動に関する世論調査2025年(二人以上世帯調査)」。40歳代の金融資産保有額は平均1,486万円・中央値500万円。

[^3]: 同調査。金融資産非保有(金融資産を保有していない)世帯の割合は、40歳代の単身世帯で32.1%、二人以上世帯で18.8%。

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