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【2026年】20代の給料の中央値は月23.8万〜26.8万円|同世代の中の自分の位置がわかる
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【2026年】20代の給料の中央値は月23.8万〜26.8万円|同世代の中の自分の位置がわかる

2026.08.26
目次

同期と給料の話になったとき、「みんな、実際どれくらいもらっているんだろう」と気になったことはありませんか。

ネットで調べても出てくるのは「20代の平均年収は〇〇万円」ばかりです。でも平均は高い人に引っ張られますし、20代前半と後半をまとめてしまうと、社会人1年目と入社7年目が同じ枠に入ってしまいます。これでは自分の位置はわかりません。

先に結論をお伝えします。厚生労働省の調査による20代の給料の中央値(所定内給与額・月額)は、20〜24歳で23.84万円25〜29歳で26.79万円です[^1][^2]。さらに「真ん中の半分の人」の範囲まで見ると、20〜24歳は21.10万〜26.73万円、25〜29歳は23.28万〜30.81万円。この記事では、平均ではなく中央値と四分位で、同世代の中の自分の位置を確かめます。

なお、ここで扱う所定内給与額は「残業代と賞与を含まない月額」です。年収とは別物なので、比べるときは注意してください。


この記事でわかること

  • 20代前半・後半それぞれの給料の中央値(月額)
  • 四分位でわかる「真ん中の半分の人」の給料レンジ
  • 初任給から中央値までの距離と、その埋まり方
  • 25歳前後で年収が約130万円伸びる理由

20代の給料の中央値は「前半23.84万円・後半26.79万円」

まず、20代を5歳刻みで見た数字です。中央値とは、高い順に並べてちょうど真ん中に来る人の金額のことです。

年齢中央値(男女計)平均(男女計)中央値と平均の差
〜19歳20.56万円20.83万円0.27万円
20〜24歳23.84万円24.28万円0.44万円
25〜29歳26.79万円27.94万円1.15万円
(参考)30〜34歳29.14万円31.23万円2.09万円

20代前半と後半の差は2.95万円。5年で約3万円の上積みです。年間にすると約35万円になります。

この表でもうひとつ見てほしいのが、右端の「中央値と平均の差」です。20〜24歳ではわずか0.44万円しか離れていませんが、25〜29歳では1.15万円、30代前半では2.09万円と開いていきます。差が小さいということは、その年代では給料がまだ横並びに近いということ。20代前半は、平均を見ても中央値を見てもほとんど同じという、実は珍しい年代なのです。

ちなみに、20代を合算した「20代全体の中央値」は公表されていません。5歳刻みで見るのが正確です。会社員全体の給料の中央値はこちらで解説しています。

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「真ん中の半分の人」はいくらの範囲にいるか

中央値だけでは、自分が真ん中からどれくらい離れているかがわかりません。そこで使うのが四分位です。第1四分位(下から25%の位置)と第3四分位(上から25%の位置)にはさまれた範囲が、ちょうど真ん中の半分の人がいる帯になります。

年齢第1四分位中央値第3四分位真ん中50%の幅
20〜24歳21.10万円23.84万円26.73万円5.63万円
25〜29歳23.28万円26.79万円30.81万円7.53万円

読み方はこうです。20〜24歳なら、4人に2人が21.10万〜26.73万円のあいだにいます。もし月給が21万円台なら「下から4分の1あたり」、27万円あれば「上から4分の1に入っている」と判断できます。

25〜29歳になると、幅が5.63万円から7.53万円へ広がります。全体が底上げされると同時に、少しずつ差もつき始めるということです。この広がりは30代でさらに加速しますが、20代のうちはまだ緩やかです。

具体例で見ると、こうなります。

  • 25歳・月給23万円 → 第1四分位(23.28万円)のすぐ下。同世代の下から4分の1あたり
  • 27歳・月給27万円 → 中央値(26.79万円)とほぼ同じ。ちょうど真ん中
  • 29歳・月給31万円 → 第3四分位(30.81万円)を超え、同世代の上位25%圏内

初任給からのスタートラインは学歴でどれくらい違うか

20代の給料は、初任給という共通のスタート地点から始まります。令和7年の初任給(所定内給与額)は次のとおりです[^1]。

学歴初任給(男女計)20〜24歳の中央値との差
高校20.73万円−3.11万円
専門学校23.07万円−0.77万円
高専・短大23.55万円−0.29万円
大学26.23万円+2.39万円
大学院29.90万円+6.06万円

ここで気づいてほしいのは、大学卒の初任給26.23万円が、すでに20〜24歳の中央値23.84万円を上回っているという点です。つまり大卒で就職した1年目の時点で、同年代の真ん中より上に立っています。20〜24歳という区分には、高校卒で18歳から働いている人も含まれるためです。

逆に高校卒の初任給20.73万円は、20〜24歳の第1四分位21.10万円をやや下回るところからのスタートです。ただしこの差は経験年数とともに縮まっていきます。同じ22歳でも、大卒は社会人1年目、高卒は4年目。スタート地点の差と、その後の伸びは別の話です。

社会人になりたての時期のお金の実態は、新社会人の貯金の記事でも扱っています。

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25歳前後で年収が130万円伸びる理由

ここまでは月額の話でした。年収ベースで見ると、20代の伸び方はもっと劇的です[^3]。

年齢平均年収(男女計)男性女性
19歳以下118万円144万円96万円
20〜24歳277万円295万円258万円
25〜29歳407万円438万円370万円
30〜34歳449万円512万円362万円

20〜24歳の277万円から、25〜29歳の407万円へ。その差は130万円です。30〜34歳への伸びが42万円であることを考えると、この5年間の跳ね方は突出しています。

月額の中央値は23.84万円から26.79万円へ、わずか2.95万円しか伸びていないのに、なぜ年収は130万円も増えるのでしょうか。理由は主に3つです。

要因内容
賞与の本格化入社1年目は査定期間が短く、賞与が満額出ないことが多い。2年目以降にフルで支給されるようになる
残業代の増加仕事を任される量が増え、所定内給与に含まれない残業代が上乗せされる
就業月数20〜24歳には、その年に就職して数か月しか働いていない人が多く含まれ、年収の平均を押し下げる

つまり年収の伸びの多くは、基本給ではなく「所定内給与に含まれない部分」から来ているわけです。所定内給与額(月額)は残業代も賞与も含まないので、月給の伸びが穏やかに見えるのは当然なのです。

ここで大事な注意があります。所定内給与額を12倍しても年収にはなりません。12倍すれば賞与も残業代も抜けますし、そもそも2つの調査は対象者の範囲が違います。月額は月額、年収は年収として、別々に自分の位置を確認してください。

年収400万円が全体の中でどのあたりかは、こちらで解説しています。25〜29歳の平均407万円がどんな位置なのか、イメージがつかめます。

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20代の男女差は、まだほとんどついていない

給料の男女差はよく話題になりますが、20代に限ると、その差は驚くほど小さいのが実情です。

年齢中央値(男)中央値(女)
20〜24歳24.12万円23.50万円0.62万円
25〜29歳27.43万円25.93万円1.50万円
(参考)35〜39歳33.41万円27.06万円6.35万円
(参考)45〜49歳37.52万円27.61万円9.91万円

20〜24歳の男女差はわずか0.62万円。月6千円ほどです。25〜29歳でも1.50万円にとどまります。ところが35〜39歳では6.35万円、45〜49歳では9.91万円まで開きます。

差が開くのは20代ではなく、30代以降です。20代の給料を見るときは、性別より「何歳か」「どの学歴でいつ働き始めたか」のほうが効いてきます。

年収全体で見た自分の位置を確かめたい方は、年収の中央値の記事もあわせてご覧ください。

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20代のうちにやっておきたい、給料と貯金の関係

給料の位置がわかったら、次に見たいのは「そこからいくら残せているか」です。20代は給料そのものが大きくないぶん、額よりも残す習慣が効いてくる時期です。

25歳・月給26.79万円(中央値)を例に、ざっくり計算してみます。手取りは額面のおよそ8割が目安なので[^4]、月の手取りは約21.4万円。ここから毎月2万円を貯めれば年24万円、5年で120万円になります。

毎月の貯蓄額1年後5年後
1万円12万円60万円
2万円24万円120万円
3万円36万円180万円
5万円60万円300万円

20代のうちは給料の伸びしろが大きい一方で、家賃や交際費の負担も重い時期です。無理な目標を立てるより、手取りの1割から始めて、昇給ぶんを上乗せしていくほうが続きます。25〜29歳で月給が約3万円上がるなら、そのうち1万円を貯蓄に回すだけでもペースは変わります。

同世代が実際にいくら貯めているかは、20代の貯金の中央値でご確認ください。

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まとめ:20代は「まだ横並び」の年代

  • 給料の中央値は20〜24歳で23.84万円25〜29歳で26.79万円(所定内給与額・月額)
  • 真ん中の半分の人は、20代前半で21.10万〜26.73万円、後半で23.28万〜30.81万円
  • 大学卒の初任給26.23万円は、すでに20〜24歳の中央値を上回っている
  • 年収は20代前半277万円→後半407万円と130万円伸びる。伸びの主役は賞与と残業代
  • 男女差は20〜24歳で0.62万円とごく小さく、差が開くのは30代以降
20代は、まだ全体が横並びに近い年代です。中央値と平均の差も小さく、四分位の幅も狭い。だからこそ、この時期に「自分がどのあたりにいるか」を一度正確に把握しておくと、その後の判断がぶれにくくなります。

貯金・年収・給料の中央値をまとめて確認したいときは、こちらの早見表が便利です。自分に近い「等身大の基準」がひと目でわかります。

【保存版】お金の「中央値」まとめ|貯金・年収の平均に騙されないための早見表
貯金・年収・給料の中央値をまとめた保存版ガイド。なぜ「平均」はアテにならないのか、年代別・世帯別・男女別の中央値を一覧で確認し、自分の等身大の立ち位置を把握できます。2025年最新の公的データ(J-FLEC・国民生活基礎調査・賃金構造基本統計調査)に基づく早見表つき。
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今日のまとめ

Q. 20代の給料の中央値はいくらですか?

所定内給与額(月額)で、20〜24歳が23.84万円25〜29歳が26.79万円です。20代をまとめた中央値は公表されていないため、5歳刻みで確認するのが正確です。

Q. 所定内給与額と年収は何が違うのですか?

所定内給与額は残業代と賞与を含まない月額です。年収にはそれらがすべて含まれるため、所定内給与額を12倍しても年収にはなりません。2つは別の調査によるもので、対象者の範囲も異なります。

Q. 25歳で月給25万円は少ないですか?

25〜29歳の第1四分位が23.28万円、中央値が26.79万円なので、その中間あたりです。下から4分の1よりは上、真ん中よりはやや下という位置になります。年齢が25歳ちょうどであれば、この区分の中では若いほうなので、平均的な水準と考えて差し支えありません。

Q. 20代で給料に男女差はありますか?

中央値で見ると、20〜24歳で0.62万円、25〜29歳で1.50万円とごくわずかです。差が本格的に開くのは30代以降で、35〜39歳では6.35万円になります。


出典・データの前提について

この記事の月額データは、厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」(2026年3月24日公表)にもとづく、一般労働者の所定内給与額(月額、企業規模計10人以上)です。所定内給与額には残業代・賞与が含まれません。したがって、この金額を12倍しても年収にはならない点に十分ご注意ください。また対象は一般労働者(フルタイム)であり、短時間労働者は含まれません。

年齢階級別の中央値・四分位は、同調査の統計表(一般労働者・産業大分類 第3表「学歴、年齢階級、所定内給与額階級別労働者数及び所定内給与額の分布特性値」産業計)によります。「20代の中央値」という合算値は公表されていないため、本記事では20〜24歳と25〜29歳を分けて示しています。

年収の数値は国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」による平均給与であり、中央値ではありません。2つの調査は実施主体も対象者も異なるため、月額と年収を直接つなげて比較することはできません。傾向をつかむための参考としてお読みください。

[^1]: 厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」一般労働者の所定内給与額(月額、企業規模計10人以上)。所定内給与額は残業代・賞与を含まない。

[^2]: 同調査の統計表(一般労働者・産業大分類 第3表「学歴、年齢階級、所定内給与額階級別労働者数及び所定内給与額の分布特性値」産業計)による。

[^3]: 国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」(令和7年9月公表)。1年を通じて勤務した給与所得者5,136万人が対象。年齢階層別の数値は平均給与。

[^4]: 手取りは概算・目安です。額面から社会保険料(約15%)と所得税・住民税を差し引いた金額で、扶養家族の有無・居住地・年齢によって変わります。

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